「苔って、道の端っこに生えている緑のやつ?」
苔に対して、そんなイメージしか持っていなかった私が、今回「苔テラリウムワークショップ」に参加してきました。
一人での参加でしたが、心配する必要は全くありませんでした。
老若男女関係なく様々な方が参加されており、鎌倉の古民家というどこか懐かしく和やかな雰囲気の中、ワークショップはスタート!!
土を入れる段階では一見、どれもほぼ変わらないテラリウムであったにも関わらず、
石、苔、お好みでフィギアなどを順に入れていくにつれ、参加者それぞれの「苔の世界」が創られていきます。
苔に触れ、苔を知ることで癒され、苔への愛着心も徐々に生まれてくる気がしました。
そんな製作を進めながらも、代表の園田さんは苔の基本情報からテラリウムの瓶のこだわりまで、様々なことを教えてくださいます。
どうやら入れ物の形や蓋の形状によっても、適する苔の種類が異なってくるようで…。
今回のワークショップを通してすっかり苔を知り尽くした気でいましたが、まだまだ苔の世界は奥が深そうです。
また、各々の苔テラリウムが完成する頃には、初対面だった参加者同士も心打ち解け、
互いの「苔の世界」を鑑賞し合いました。
材料は同じにも関わらず、限られた空間にできあがる世界観は人それぞれ全く違う。
これも苔テラリウムを製作し鑑賞する上で、楽しむことができる一つの魅力なのではないかなと感じました。
ワークショップ後、テラリウムは持ち帰り、自宅の机上に飾っています。
これだけで、どこか生活が豊かになった気分です。
近いうちに、また参加させていただきたいです!!