土のついた苔の植え付け方②
植え付け方を細かく解説します
さて、「土のついた苔の植え付け方①」の続きです。
タチゴケを例に植え付けますが、他の苔もだいたい同じですので参考にしてくださいね。
先の記事でバラバラになったタチゴケ 。
これを植え付けていきます。
先の記事では、カタマリから土を切り除きましたが、小分けにして切っていった方がやりやすいかもしれません。
土には砂や石、枝などいろんなものが混ざっています。砂や石が混ざってると、ガリガリとかなり不快ですが、ある程度はしかたありません。
もちろん、そんなものを切っていると、ハサミがボロボロになっていくので、あまり良いハサミを使わない方が良いし、使う必要ないです。ちなみに私は100円の小さなハサミを使っています。
苔の植え付けに向いたピンセット
切り取った苔を2〜3本束ねて植えていきます。
ピンセットはタチゴケ には普通こちらを使います。
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ヒノキゴケ、タマゴケなど、束で植えやすい苔を植える時はこちらの太い方が使いやすい場合もあります。
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細い方が扱いがちょっと扱いが難しいですが、なんにでも使えます。
ピンセットを使った苔の植え付け方
ピンセットについてはまた改めてまとめますが、今回は細いピンセットでつかまみます。
①苔の基部の先端と、ピンセットの先を合わせる(苔を飛び出させない)
②茎に沿ってピンセットでつまむ。
③束ねる時は苔の頭のを揃える
とにかくこれが基本なので、慣れてくださいね。
これを土に、挿します。
これをひたすら続けていきます。
ピンセットを抜くときに苔がついてきてしまうときは、指を添えてあげれば、ちゃんと植えられますよね。
とにかく、苔の頭を揃えるのを意識してください。
頭が揃ってないと、きれいに見えないんですよね。その辺は、ちょっと練習が必要ですよね。
上から見ると、こんな感じ。元の姿のように、自然に生えてるように見えませんか?
植物は普通、土に植えつけますよね。苔も同じです。
ただ、植物が小さいので、ピンセットが必要、というだけです。
ちなみに土はこちらがおすすめです。「苔を挿しやすい」作りの土なので、植えやすいです。「苔テラリウム用の土」として売られていても植え付けやすさはものによって全く違います。粒子が大きいものだと、こういう植え方はしにくいと思います。
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これを見ると、あるいはやってみると、苔植えるのってこんな面倒くさいのか!と思うかもしれませんが、しばらくやってると、この作業そのものにはまってきます!
本当に、植えてるだけで楽しくなってきます!
作業自体に心を落ち着かせる力があると思います。手芸と同じですよね。
ですので、苔むすびの教室はこれは「手芸園芸」というジャンルですよーとお伝えしています。
もう少しちゃんとやってみたい方は、ぜひ教室の体験会にもお越しくださいね。
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