コツボゴケの育て方の基本
キラキラが魅力的なコツボゴケを育てたい!
コツボゴケはテラリウムに人気の苔の一つです。
霧吹きで水をあげた後の葉の透明感、そして水滴のキラキラ、たまらないですよね。
写真のようなキラキラなコツボゴケ はどうしたら育てられるでしょうか?
どんな容器が向いてる?
コツボゴケを育てる際は、セミオープン式の容器が断然お勧めです。
セミオープン式テラリウムについてはこちら↓
密閉式のクローズドテラリウムでは、上向きに徒長します。
上向きにヒョロヒョロ育ち、新しい葉は徐々に小さくなっていき、一年もするとほとんど小さすぎて新葉が見えなくなってきます。
また特に高温高湿環境では、仮根が茎のいろんなところから出てきてしまい、美しくなくなります。
トップのような育ち方にはならず、観賞価値はなくなると言って良いでしょう。
下の写真のものはまだ徒長し始めでそれほど悪く見えないかもしれませんが、もうしばらくするとやはり観賞価値がなくなりますよ。
(写真:「はじめての苔テラリウム」より)
余談ですがコツボゴケ は個体によって結構性質が違う様で、クローズドテラリウムでもわりとまともに育つタイプのものもいるんですよね。
私も以前、偶然それに気付いて、「これは良い!」と言って使っていた時期もあるのですが、産地にだいぶ負荷がかかっていると言う話を聞いて、仕入れるのをやめました。
そういった、「クローズド向きのコツボゴケ 」というのが手に入れば、クローズドもありですが、一般的な方法とは言えないかと思います。
コツボゴケ の植え方
菌が出るのはやはり怖い、という方は、面倒ですが、挿しゴケでいきましょう。土や古い葉っぱは丁寧に取り除いてくださいね。不思議と菌は出にくくなります。新鮮なものを植えてあげればそれほどカビやすい苔ではありません。
石などの基物にもとても這いやすい苔なので、石に這わせたい時もお勧めできる苔です。その辺はまた別の機会に紹介します。
苔むすびでは、様々な教室をご用意しています。
鎌倉らしい古民家で苔に触れ、癒しの時間を過ごしませんか?
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